マジック3(スリー)って聞いたことありますでしょうか?マジック7(セブン)もあるようです。これは、何かを説明するときや簡潔明瞭に伝えたいときなどは、3項目に厳選して話すと伝わりやすいとした手法の総称です。相手に対して何かを解説するときに、いきなり始めるのではなく、3つに分けて説明すると理解されやすいとされています。
なぜ?3つであるかは、諸説様々ですが、自分を含めて一般的に考えると3つあります。
1 先ず、3つなら聞いても良いかなと思う。
2 3つなら覚えられる気がする。
3 2つだと説明し難いが、3つなら何とかなりそうだ。
と、こんな感じで話しやすく聞きやすいと思いませんか?
これが仮に6つとか言われると「長くなりそうだな」や「そんなに覚えられないよ」が頭の中で先行してしまい、聞くためのモチベーションが、かなり下がってしまいそうです。聞き手の聞く前のモチベーションってすごく大切です。プレゼンテーションにおいて、聞くためのモチベーションが最初から下がってしまっている人を相手にすることほど辛いことはありません。せっかく準備したストーリも聞く耳持たずでは、どうにもなりません。
このような感じで、プレゼンテーションはもちろん、企画書や各種提案書の構成に関しても3つがキーワードとなります。メリット3つ、デメリット3つなんて構成も、かなり効果的です。あらゆる所で、特に要となるところで3つを宣言するとまとまりやすく、相手の印象にも残ります。皆さん、是非実践してみてください。