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プレゼンテーションの本質を知ろう

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5 プレゼンの本質

プレゼンテーションの本質を知る

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前項の「プレゼンと説明」の続きです。

 では、ここで店員さんがお客さんの質問に対し、「かしこまりました。お客様は、どうして○○製品にご関心があるのでしょうか。」切り返したとします。

 それに対し、お客さんが「あっちの店よりも安い、この店でその炊飯器を買いたいのだが、タイマーセットできるかが不安で・・・」と答えたとします。

 おそらく店員さんは、タイマーの使用方法を丁寧に説明しつつ、その他の魅力的な機能、そしてこのお店で買うことのメリットや、アフターサービスの充実までも伝えて、買ってもらうための手段を尽くすはずです。

 つまり、これがプレゼンテーションです。単なる説明や解説とは一線を画します。店員さんが行った「かしこまりました。お客様は、どうして○○製品にご関心があるのでしょうか。」の質問は、お客さんのその後の行動に関する情報収集だったのです。

 なにも、プレゼン会場でスクリーンを前に、パワーポイントを駆使して行うのだけがプレゼンテーションではありません。相手の行動目的を知り、その目的との整合を図り、そう行動してもらうために説明やその他を含め手段を尽くすこと、それがプレゼンテーションです。


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