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■ プレゼンテーションのコツは聞き手の集中力管理!!

● 2010/06/08 パワーポイントの勘違い(その1)

 プレゼンテーションと言えば、パワーポイント。パワーポイントと言えばプレゼンテーション。と考えている人が多いのではないでしょうか。

 実際、プレゼンテーションを実施する際に、パワーポイントを使っている人は、ほぼ100パーセントに近いとした統計もあります。私自身の体感もそんな感じです。

 ただ、パワーポイントの有用性を、本当の意味で引き出して活用している人は、極々僅かです。数回のシリーズに分けて、その辺りのパワーポイントの勘違い活用について紹介したいと思います。

 先ず最初にお伝えしたいのが、準備段階におけるパワーポイントの活用です。

 「プレゼンの準備=パワーポイントの起動」と考えている人、無意識にそうなってしまっている人が多いのではないでしょうか?

 何が問題かと申しますと、準備でパワーポイントを使うこと自体は、決して悪いことではありません。
 しかし、こう考えている人の多くは、最初から最後までパワーポイントによるスライドの作り込みに終始することで、準備時間の大部分を費やしてしまう傾向が強いことです。

 そんな状態の人は、ほぼ間違いくプレゼンテーション全般が「スライドを用いての説明」ではなく「スライドの説明」になってしまいます。更に厄介なのは、本人がこれに気がつくのは難しいことです。

 なぜそうなってしまうのかには、ちゃんと理由があります。
続きは次回にお話しますね。

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