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プレゼンテーションの真実

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1-1 でたらめな、プレゼンテーション指導!

 パワーポイントが普及し、デジタルプレゼンテーションが猛威を振るっています。

 プレゼンテーション=パワーポイント

の考えが蔓延し、パワーポイントの操作スキルが、そのままプレゼンテーション能力と勘違いされている方々も多いのではないでしょうか。

 そんな状態が長く続いているので、プレゼンテーションのためには、

 まずパワーポイントの操作方法から学ぶことがスタンダードになっているようです。

 
そしていつの間にか、プレゼンテーションの準備期間のその殆どを、パワーポイント漬けにとしてしまう人が後を絶ちません。

 気がつくと、

 パワーポイントの操作は超一流ですが、肝心のプレゼンテーションスキルは3流以下

 
という人からのご相談を私は何人も受けています。

 そういった方々に、まずお話しするのが、そもそもの「プレゼンテーションとは?」についてです。こうした方々の多くは、プレゼンテーションとは見せること、と考えています。従って、過剰なまでにビジュアルを重視し、スライドや資料を丁寧に作り込みます。これは明らかな間違いです。

 プレゼンテーションとは、話すことです。

 決して、見せることではありません。


 資料を丹念に作り込むこと、それ自体は無意味なことではないのですが、そうする人の多くは、話すことを軽視しているため、準備期間の殆どを、見せ方の体裁を整える時間で費やしてしまいます。これが、更なる問題へと発展します。

 市販されている、プレゼンテーションの指南書や解説書には

「プレゼンは見た目できまる」

「見た目の数秒で成否が決する」

 などなどの説明が施されていますが、最前線の厳しい現場プレゼンをあまり実践したことがない著者と言わざるを得ません。

 こうした著者に逆に、以下の質問をしたいです。

「あなたは、資料がなければプレゼンテーションが

 できないのですか?」


 話だけを前提としたプレゼンテーションが基本中の基本です。

 なのに、その大切さを訴えることなく、安易にビジュアル重視を叫ぶのは全く理解できません。

 話では、伝え難いものをビジュアル化して、聞き手に適正な理解を促すことが、プレゼンテーションにおけるスライドや資料の役割です。

 ビジュアルをどんなに重視しても、話しが貧弱では

 本末転倒なのです。

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○ プレゼンテーションの真実
でたらめな、プレゼンテーション指導
分かりやすいけど伝わらない本当の理由
人を動かすプレゼンの決め手とは

聞き手の集中力管理の重要性
起承転結がプレゼンをダメにする
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○ パワーポイントの代償
怖い!パワーポイント病の感染経路
恐ろしい!パワーポイント病の症状
作り込むほど伝わらない本当の理由

○ プレゼンテーションの現状
プレゼンテーションとは
プレゼンテーションとカタログの違い
ちょっと怖い!プレゼンと人物評価

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   ~ 所長のプレゼン雑感 ~

市販の解説書にだまされないために
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プレゼンでのタイミングの作為とは?
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