「プレゼンテーションの能力が低いと、会社での評価も低くなる」多くのビジネスマンが、そう考えているのではないでしょうか。もちろん、仕事で必要な能力はプレゼンだけではないのですが、年々重要視されていることは間違いないようです。
会社にも様々な部署がありますので、プレゼンテーションとは縁のない担当者もいるはずです。しかし、会社も目的をもった一つの組織です。表現力や交渉力、そして周囲とのコミュニケーション能力が高い方が良いことは当然です。
プレゼンテーション能力と限定してしまうと、プレゼン関する技術や能力と思われがちですが、実は名刺交換や挨拶目的の訪問、そして単なる様子をうかがうための会話であっても、その全てがプレゼンテーション能力と言えます。
私も様々な経営者にプレゼンを実施しておりますが、そこでのお話を伺うと以下の構図が浮かび上がりました。
プレゼン能力が低い→交渉力が弱い→意思疎通能力
が低い→臨機応変な会話ができない→挨拶もできない
→(これ以上、怖いので書けません)
によって、一般的に「プレゼンテーションの能力が低いと、会社での評価も低くなる」ようです。
当然、それだけのことで全部を評価してほしくないとした反論もあると思いますが、それを言ったところで評価が高まるとも思えません。
もっとも怖いのは、役員や上級者を前にした社内プレゼンです。
こうしたプレゼンの場合は、内容はもちろんのこと、それに加えて人物評価もされてしまうことが少なくありません。
ここでの失敗が後々の評価に大きく影響する場合もあります。
皆さんが抱えている、プレゼンの本当の怖さは、ここにあるのではないでしょうか。
顧客相手のプレゼンで失敗しても、次があり、それがダメでもその次もありあます。
しかし社内の人物評価プレゼンは、1度失敗してしまうと、次があるとは限りません。
人物評価プレゼンの窮地に立たされている方へは、本意ではありませんが、高評価を得るための通常とは別の方法がありますので、当研究所までご相談ください。
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