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プレゼンテーションの真実

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1-5 起承転結がプレゼンをダメにする

 ご存じの通り、プレゼンテーションには一連の流れがあります。

 この流れは、とても重要でして、この流れをどれだけ上手く作為するのかで
成功か失敗かが決まります。

 資料の完成度に関わらず、殆どの場合、人の動きはプレゼンテーションの流れで決まります。もちろん、違和感なく人を動かすことができるのが良い流れです。

 どんなに資料やスライドを作り込んでも、聞き手を理解させ、動きにつなげる構成になってなければ成功プレゼンは難しいと言えます。

 多くの人は、

理解させること=行動、

 
と考えてしまいがちですが、これらは全くの別物です。
誤解を恐れずに書きますと、理解だけでは人は動きません。
また、それとは逆に、理解してもらえなくても、人を動かすことは可能です。

 経験則ですが、事実として

「完全には理解していませんが、先ずは始めてみましょう!」

 こんな聞き手のフレーズは、よく耳にします。
もちろん、しっかりと理解した後に動いてもらうのが最良です。

 しかし、理解は行動することのきっかけにはなりますが、

 動くための歯車にはならないことを認識しておいて下さい。

 さて、本題の骨格についてですが、「起承転結」を例に挙げて解説している市販書籍が多いのですが、現場のビジネスプレゼンでこれをやっていたのではダメです。


 起承転結は、そもそも漢詩の絶句の展開方法です。

物語や作文の構成にも多く用いられます。

 単に内容を面白く分かりやすくするための手法であって、

人を動かすことを目的としたものではありません。



 もちろん「起承転結」でもプレゼンテーションを実践することは可能です。
しかし、多くのプレゼンターがこれを鵜呑みにして、失敗プレゼンを量産しています。

 起承転結では、聞き手に興味を持たせ理解を深めることは

できますが、そこから先の動きにつなげるものとしては

脆弱さのある展開なのです。


 人を動かすために必要な展開は

「転・客・結・実」です

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○ プレゼンテーションの真実
でたらめな、プレゼンテーション指導
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聞き手の集中力管理の重要性
起承転結がプレゼンをダメにする
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恐ろしい!パワーポイント病の症状
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プレゼンテーションとは
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