「あなたのプレゼンは、とても分かりやすい。」
と、よく言われるものの一向に成果(契約や受注など)に結びつかないことで悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
こうした人々の殆どが、「もっと丁寧に、更に分かりやすく」を目指して、
次のプレゼンテーションでの巻き返しを企てます。
この考えは、とめどなく強化され、一所懸命にスライドや資料を作り込み、次から次へとプレゼンテーションに臨みます。
「分かる」=「動く」ではありません。
つまり、「理解してもらうこと」と「動いてもらうこと」は、切り離して考えなければなりません。
なぜかと申しますと、「分かる」と「動く」とでは、そうなるためのプレゼンテーションにおけるキーファクターが異なるからです。
「分かる」:聞き手の集中力
「動く」:話すタイミング
となります。
この両者の根本的な違いを認識することなく、どんなにスライドや資料を作り込み、分かりやすさを追求し、どれだけのプレゼンテーションを実践しても、単に理解してもらえるだけのプレゼンテーションの繰り返しとなるのは明らかなのです。
そして、実に多くの人々が報われない努力をしています。
プレゼンテーションの最終目的は、話し手の意図した行動を聞き手にとらせることにあります。分かってもらっても、結果とし聞き手を動かせなければ意味がありません。
「分からせること」「動かすこと」の根本的な違いを解説している
書籍等が全くありません。
このような状況なのですから、失敗プレゼンが量産されるのもうなずけます。
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○ プレゼンテーションの真実
・でたらめな、プレゼンテーション指導
・分かりやすいけど伝わらない本当の理由
・人を動かすプレゼンの決め手とは
・聞き手の集中力管理の重要性
・起承転結がプレゼンをダメにする
・失敗プレゼンが量産される理由
○ パワーポイントの代償
・怖い!パワーポイント病の感染経路
・恐ろしい!パワーポイント病の症状
・作り込むほど伝わらない本当の理由
○ プレゼンテーションの現状
・プレゼンテーションとは
・プレゼンテーションとカタログの違い
・ちょっと怖い!プレゼンと人物評価
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~ 所長のプレゼン雑感 ~
・市販の解説書にだまされないために
・人を動かすものとは?
・プレゼンでのタイミングの作為とは?
・話手は、聞き手によって創られる
・プレゼンの能力とは
・ディベート能力との比較
・効果的なプレゼンテーションとは?
・成功しない人の共通点
・説明と解説とプレゼンテーション
・プレゼンテーションの本質