プレゼンテーションや企画書のコツやノウハウなどを解説する書籍のその殆どに、「ビジュアルが大切」、「資料の見た目が重要」、「注目されるキャッチコピー」として説かれています。これは、誤りではありませんが、かなり的外れで無駄な時間となります。
成功するプレゼンテーションや通る企画書・提案書に奇策はありません。多くの人が失敗する原因は、資料の作り込みが足りないせいでも、ビジュアルの表現不足でもありません。聞き手が動き出すための切っ掛けを、あなたが創り出してないからなのです。つまり、聞き手は動きたくても動けない状態なのです。
これを認識せずに、どれだけ資料やスライドを作り込み、コツといわれるものを取り入れ、ビジュアル化しても、聞き手は理解するだけで動き出しません。
決定権や裁量権をもっている要職者が知りたいのは、簡潔明瞭なメリットギャップです。これを効果的に、プレゼンや企画書に落とし込むためのノウハウが「2M1Dメソッド」です。
プレゼンテーションや企画書、提案書などを担当するビジネスマンが、報われない努力をすることなく、効果的に目的を達成するためには如何に在るべきかを考え、まっとうなプレゼンテーションや企画書を普及させるべく、その取り組みを開始いたしました。
当研究所の教材は、メリットギャップの重要性及び、そのための方法(2M1Dメソッド)について言及する唯一の解説書です。当研究所の教材、セミナー、研修などが皆様のお役に立てたなら幸いです。
所長 田川 孝展